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製品情報 断熱等級について

2025年4月から新築住宅に対する省エネ基準への適合が
義務化が始まり高気密・高断熱の住まいがスタンダードに

日本政府は2050年カーボンニュートラル、2030年度温室効果ガス46%排出削減(2013年度比)の実現に向け、2021年10月地球温暖化対策などの削減目標を強化することが決定されました。2002年に長期優良住宅を満たす基準としてまず断熱等級4が最高基準に定められましたが、欧米などの海外基準と比べると断熱等級4ではまだ低い仕様でした。それから20年の時を経た2022年4月に断熱等級5、そして10月に断熱等級6,7が新設されました。断熱等級5はZEH(一年間の消費エネルギー実質ゼロ)を満たす基準の性能。断熱等級7は世界水準の高い断熱レベルとなってきております。そして2025年4月からは新築住宅の省エネ基準適合義務化が決定し、住宅の高断熱化による省エネ化にますます注目されてまいります。

古くから「夏をもって旨とすべし(吉田兼好)」と言われてきた日本の住宅のあり方の大きな転換点を迎えました。例年のように異常気象が話題となる状況において、気候条件に左右されずストレスなく快適に日々を暮らせるように冷暖房の性能は日々スペックが上がっています。その一方で、世界的なエネルギー不足や脱炭素社会に対応する省エネは世界規模の社会課題です。冷暖房の利用効率を上げて省エネな住まいを実現する高気密・高断熱化は、未来に向けた社会の流れにも合致しています。